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染色釦

こんにちは、関西釦の林です。

いきなりですが”良い釦”とはどういう釦でしょうか?

大きさ、形、色、デザイン、風合い、、、

釦には様々な要素があるのですが、関西釦が気をつけている良い釦の条件の1つに

染色しても光がくすまないという条件があります。

釦を染色する時は細かい方法はそれぞれあると思うのですが、大まかには

熱したお湯の中に染料と呼ばれる液を入れて、その中に釦を入れてお湯で焚いて

釦に色を入れていきます。

基本的には釦は熱に弱い物なので染色をする時に熱が加わると

今までピカっと光っていた釦がぼやーっとくすんだ様になる事があります。

いわゆる”ツヤボケ”という症状です。

最近は、白ベースの釦を染色することが多いので、この時にツヤボケにならない

釦というのは良い釦の条件の1つです。また、染色の時にツヤボケすることで

お客様からのクレームになることもあります。

染色した時のツヤボケしないようにする方法は今までの経験で色々方法があるのですが、

それでもごくたまにツヤが悪くなる釦が出てしまうことがあります。

その度に色々と研究をして、どうすればよりよい釦ができるのかを考えます。

関西釦は創業80年のノウハウがありますので、染色しても品質の落ちない釦を

作ることができますので是非よろしくお願いします!

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透明感のある貝調S122

こんばんわ、関西釦の林です。

先日、兵庫県中央会さん主催のセミナーに参加させてもらいました。

タイトルは「トップバイヤーに聴く、商品企画のポイント」で、

講師に有名企業のバイヤーさんが来られていました。

関西釦も釦だでは無く、何か他の物を作りたいという思いはずっとあるので

大変参考になるセミナーでした。

と同時に、物が溢れている世の中で消費者に受け入れられる商品を作ることの

大変さも痛感させられるセミナーでした。

日頃からアンテナを張って、何か面白い商品を作れるように頑張らないといけませんね!

さて、今日は透明感のある貝調のS122のご紹介です。

http://kansaibutton.jp/products/index.html#prettyPhoto[S122]/0/

透明感のある生地で色は白、ベーヂ、茶、紺、グレー、黒と5色あります。

形もオーソドックスな形ですのでどんなお洋服にも合うと思います。

堤防が太いのでそこにレーザーでロゴを彫ってもOKですね。

それでは!

S122-09

変形釦S117

こんばんわ、関西釦の林です。

先日の日曜日篠山ABCマラソンに出場してきました。

結果は、、、24km地点で時間制限で失格です!

今日は変形釦のS117のご紹介です。

http://kansaibutton.jp/products/index.html#prettyPhoto[S117]/0/

貝調ポリエステル素材の釦にインデックスと呼ばれる変形機でカットしています。

貝調ポリエステルの釦にカットが入る事によって高級感が出ますね。

関西釦ではAutoCADでデザインし、好きなようにカットしたり、エンドミルで加工できる

変形機が有ります。

ちょっと変わった釦を作りたいなとお考えの方は是非お問い合わせ下さい!

S117-09

 

サイドレーザーのインク入れ

こんばんわ、関西釦の林です。

以前にサイドレーザー加工のお話しをさせてもらいましたが、

http://kansaibutton.jp/wp/?p=63

今日はサイドレーザー加工した釦にインクを入れた釦のご紹介です。

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この釦は元々ポリエステルの素材の釦にサイドレーザー加工をしました。

ポリエステルの素材はレーザー加工しても特に変色することはないので

見方によってはレーザーが入っているのか入っていないのか分かり難い釦もあります。

そこで、一度レーザー加工したロゴにインクを入れてやると、写真の用にロゴが

ハッキリと見えます。ただし、一度レーザー加工をして、インクを手作業で入れて

そして余分な所のインクを落とす、という作業ですので手間とコストがかかります。

インクですのでロゴの色も好きな色を入れることが出来ます。

このサイドレーザーのインク入れも、レーザーの出力が強すぎてもダメですし、

弱過ぎたらすぐにロゴに入れたインクが落ちてしまうのでその彫るパワーにちょっとした

コツが必要です。

関西釦はインク入れの釦をオーダー頂く事が多いので、色々と失敗しながらだいぶノウハウが

できてきました。

サイドレーザー、正面レーザー、インク入れ釦をご希望の方は是非ご連絡下さい!

別注釦

こんばんわ、関西釦の林です。

釦屋をやっていって毎日様々な釦を作っているのですが、

お客様から頂く注文には定番釦と別注釦があります。

定番釦は、サンプル帳に載っていて、その中から選んでもらうと

いう釦です。これは普段から在庫があることが多いので比較的

短納期で納める事ができます。

そしてもう1つはお客様のご要望に答えて一から作る別注釦です。

これは主に ブランドのロゴが入っていたり、する事が多いです。

定番の商品に、そのブランドのロゴをレーザー彫刻したりすることが主です。

ですが、生地から新たに作る別注釦もあります。

生地から新たに開発して作るのでその分納期も多少かかりますが、その分

お客様のイメージされたそのものズバリのオリジナルの釦を作ることができます。

この別注釦を作る時に一番気をつけている事は、いかにお客様がイメージしている

事を共有できるかということです。

例えば、「大きい丸」といっても、その丸が5cmなのか50cmなのか、「大きい」というのは

人それぞれです。このズレを少しでも少なくすることがとても大事です。

最初の打ち合わせでいかに相手のイメージに近づけるかが別注釦を作る時のポイントです。

最近やっとこのイメージの共有が大事だということが分かり、前よりはスムーズに仕事が

進められるようになりました。こういった一つ一つの経験が釦屋としての技術になるのかも

しれませんね!釦は単純な物ですが、生地一つを流すにしても、とても沢山のコツがあります。

まだまだ材料流しも知らない事が沢山有ります。

これからも良い釦を作れるように、日々勉強を頑張ります!

 

レーザー彫刻釦

こんばんわ、関西釦の林です。

今日はレーザー彫刻釦についてお話ししたいと思います。

釦に様々な模様や、ブランドロゴが入ってるのを見かけた事があると思いますが、

この様なデザインはどういう風に作るかをご紹介します!

基本的にレーザー加工用のロゴはデザインはAutoCADで作ります。

例えばですが、このようなレーザー加工してある釦ですと、

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このようなAutoCADのデザインになります。

無題

このデザイン描きですが、AutoCADで描いたものを実際にレーザーで彫ると

イメージ通りに仕上がるときもありますが、だいたいはイメージ通りになりません!

一度レーザーを彫っては、またAutoCADを微修正して、またレーザー彫って

の繰り返しになります。たまには1回でイメージ通りのデザインになったりする時が

あるのですが、その時は心の中で小さくガッツポーズしたりします(笑)

レーザー彫刻は、ブランドロゴを入れるだけでなく、様々なデザインを自由に彫刻

することができますので、またこれから面白いレーザー彫刻したらUPします!

おもしろレーザー加工

こんばんわ、関西釦の林です。

今日2/17日は関西釦のある丹波市では厄神祭があります。

毎年2/17と日が決まっていて、その日はほとんど雪が降る事が多いのですが

今年は天気は良さそうですね。

そんな地元の厄神祭ですが、関西釦は毎年お手伝いで、ゆで卵に「厄除」

とレーザー加工させてもらっています。

 

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ただのゆで卵にレーザーで彫っているだけなので、厄除けの効果があるかどうかは

分かりませんが、結構好評で最初はお遊びでやり出しのですが、知らない間に定番に

なってしまいました(笑)

関西釦には、釦専用のレーザー加工機とは別に、卓上のレーザー加工機もございます。

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今まででも、会社の〇〇周年記念のノベリティや、結婚式のウェルカムボード、

結婚記念日にワイングラスにお祝いメッセージ等、お遊びでやらせてもらっています。

釦以外でもこんなのもありますので、こんなのを使って何か遊びたい方がいらっしゃったら

是非おっしゃって下さい!それでは。

 

厚手ズボン型釦

こんばんわ、関西釦の林です。

今日は華の金曜日ですね!一週間で金曜日の夜が一番ワクワクしますね。

今日はちょっと厚みのある貝調ズボン型S115のご紹介です。

http://kansaibutton.jp/products/index.html#prettyPhoto[S115]/0/

貝調のズボン型で、厚みもしっかりありますので、冬物に重宝されるのではないでしょうか?

ズボン型ですので、この堤防の部分にスペースが沢山ありますので色んなロゴを入れられると思います。

この釦をベースに別注商品を作成されては如何でしょうか?

それではよい週末をお過ごし下さい!

S115-48

タライ型タヌキ穴釦

こんばんわ、関西釦の林です。

先日のブログでお伝えしたサイドレーザー加工の大口注文も徐々にゴールが見えてきて

安心していた矢先、今朝加工機のPCの調子が悪くなってヒヤヒヤしました!

なんとか大トラブルにはならなかったので良かったのですが、やはり何事も最後まで

気を緩めたらいけませんね。反省して、最後まで気を抜かず頑張ります。

今日はタライ型のタヌキ穴釦S114のご紹介です。

http://kansaibutton.jp/products/#prettyPhoto[S114]/0/

型としては定番のタライ型ですが、ボタンホールはタヌキ穴になっており、

普通の釦よりちょっとしたアクセントになっております。

また、釦よりをタヌキ穴にすることにより、糸切れの心配も軽減されます。

またS114は貝調ポリエステル生地ですが、その他のどんな生地でも対応可能です。

明日は水曜日ですが、祝日でお休みですね。

皆さま素敵な休日をお過ごし下さい!

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釦の日

こんばん、関西釦の林です。

皆さんは”釦の日”という日があるのをご存知でしょうか?

釦の日は11/22です。ん?11/22?と思われた方もいらっしゃると思います。

そうです、11/22と言えば”いい夫婦の日”ですよね。

今でこそいい夫婦の日に押されていますが、元来11/22は釦の日でした。

では何故11/22が釦の日だったかと言いますと、

1870年11月22日にヨーロッパスタイルのネービールックが海軍の軍服に

正式採用されました。その軍服に”金地桜花に錨”のデザインを施した金属釦が

付けられました。これが日本における近代釦の誕生なのです。

そしてこの日を記念して11月22日を”釦の日”となったのです。

以上、釦の日の豆知識でした!

それでは良い週末をお過ごし下さい!