ポリエステル釦

こんにちは、関西釦の林です。

今日は関西釦が主原料としているポリエステル釦について書きたいと思います。

一言にポリエステル釦と言っても異なった成型方法があります。

1,棒管法

2,遠心成型法

3,ゴム型注型法

4,直圧法

主にこの4タイプの成型方法があるのですが、今日は関西釦が行っている

遠心成形法をご紹介したいと思います。

遠心成形法とは、口径1メートル以上の金属製ドラムが回転しているところへ色付けした

ポリエステル樹脂を順番に流し込んでいく方法です。遠心力で平らに延びた

ポリエステル樹脂が重なった状態で、触媒の作用で層状に硬化します。

完全に硬くなる前にドラムから取り出した板状の材料をパンチングマシーンで

くり抜き熱処理をします。

主に貝調ポリエステル等はこの方法です。

また遠心成形法は流す生地を色やタイミングで様々なパターンの柄を

作ることが出来ます。

時には失敗して意図しない柄になってしまうこともありますが、

そこからまた新たな生地のアイデアに繋がることもあります!

遠心成形法は本当に奥が深く、まだまだ勉強しないといけないことだらけです。

関西釦は今まで培ったノウハウで非常の多くの柄を作ることができます。

なにかご希望の柄などございましたら是非お問い合わせ下さい。

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