染色釦

こんにちは、関西釦の林です。

いきなりですが”良い釦”とはどういう釦でしょうか?

大きさ、形、色、デザイン、風合い、、、

釦には様々な要素があるのですが、関西釦が気をつけている良い釦の条件の1つに

染色しても光がくすまないという条件があります。

釦を染色する時は細かい方法はそれぞれあると思うのですが、大まかには

熱したお湯の中に染料と呼ばれる液を入れて、その中に釦を入れてお湯で焚いて

釦に色を入れていきます。

基本的には釦は熱に弱い物なので染色をする時に熱が加わると

今までピカっと光っていた釦がぼやーっとくすんだ様になる事があります。

いわゆる”ツヤボケ”という症状です。

最近は、白ベースの釦を染色することが多いので、この時にツヤボケにならない

釦というのは良い釦の条件の1つです。また、染色の時にツヤボケすることで

お客様からのクレームになることもあります。

染色した時のツヤボケしないようにする方法は今までの経験で色々方法があるのですが、

それでもごくたまにツヤが悪くなる釦が出てしまうことがあります。

その度に色々と研究をして、どうすればよりよい釦ができるのかを考えます。

関西釦は創業80年のノウハウがありますので、染色しても品質の落ちない釦を

作ることができますので是非よろしくお願いします!

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